ソニーマーケティング 「α9タッチ アンド トライ」 開催

2017年6月16日、今年度から賛助会員となったソニーマーケティング株式会社主催による新製品「AJPS会員限定・α9タッチアンドトライ」が、国立代々木競技場内にあるレストラン「ボルテックススポーツカフェ」にて開催されました。

同日開催されたAJPS総会終了後からAJPS AWARD表彰式・懇親会までのわずかな時間(約2時間)をぬっての開催でしたが40名以上のAJPS会員が参加しました。
会場には先日発売されたばかりのα9が9台、7月発売予定のFE100-400mm F4.5-5.6 GM OSSと8月発売予定のFE16-35mm F2.8 GMが合計18本用意され、ソニーの技術スタッフ13名による説明と共に、同社初となるスポーツ・報道ジャンルに特化したα9のポテンシャルを体感することができました。縦位置グリップVG-C3EM、グリップエクステンションGP-X1EMなど、スポーツ撮影に欠かせないアクセサリーも同時展示されたため、会員それぞれが思い思いのスタイルにトライすることができました。参加会員にはソニー・イメージング・プロ・サポートへの入会案内も配布され、今後製品・サポートの両面においてスポーツジャンルに進出する同社の意気込みが感じられました。

スマートフォンの台頭によるデジタルカメラ全体の売上減や、熊本地震の影響による製品供給減など、写真業界を取り巻く環境は依然として厳しいものがありますが、2019年のラグビーワールドカップ、そして2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催と、これからますます活性化するスポーツの世界に新たなコンペティターの参入は久しぶりの明るい話題です。最速20コマを実現した高速AF、そしてブラックアウトフリーのEVFファインダーによってどんなシーンを捉えることができるのか、AJPS会員からの熱い質問に、技術スタッフの方が丁寧に応えている姿が印象的なイベントでした。

(レポート:小城崇史)