「AJPSアワード2026」に日本障がい者サッカー連盟を選出 ~代表ユニホーム統一化で障がい者競技に新たな可能性

 日本スポーツプレス協会(AJPS)は3月5日、「AJPSアワード2026」の受賞者に、代表ユニホームの統一を実現した「日本障がい者サッカー連盟」(JIFF、北澤豪会長=写真後列中央©JIFF)を選出しました。

 フリーランスのスポーツライターとフォトグラファーで構成するAJPSでは、2007年から毎年(コロナ過による中断を除く)、日本スポーツ界の功労者を「AJPSアワード」で顕彰。特に2009年以降は、陰ながらアスリートやチームの活動を支える「縁の下の力持ち(=Unsung Hero)」として功績を残されてきた方々を対象としています。選考はAJPS会員の推薦で受賞候補者を募り、AJPSアワード選考委員会での協議を経て選出し、今回は2月12日までにAJPS理事会で決定いたしました。

2025年12月のインクルーシブフットボールフェスタから(©JIFF)

 通算18回目の受賞者となった日本障がい者サッカー連盟は、2016年の設立から今日まで、聴覚障がいや切断障がい(アンプティ)など7つの障がい者サッカーの競技団体*を統括し、競技の普及や強化活動の支援体制を整えてきました。

 連盟発足の翌年には7つの競技団体の日本代表チームの統一代表ユニホームを導入し、その後、日本サッカー協会(JFA)のサムライブルー日本代表、なでしこジャパン日本代表と同じ代表ユニホームの順次着用を実現しました。これにより、障がい者競技への社会の関心と理解を促し、競技面だけでなく、マーケティング面でも新たな可能性を広げています。

 これは、「サッカーなら、どんな障がいも超えられる。」という信念の下、この10年間の日本障がい者サッカー連盟の活動を象徴する実績であり、社会的インパクトのある功績であると言えるでしょう。

 AJPSでは今回の受賞を祝して、5月26日に都内で表彰式を予定しています。

2025年デフリンピックでプレーする女子日本代表選手(©Haruo.Wanibe/JDFA)

受賞コメント:

一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟 会長 北澤豪

 この度は、AJPSアワードの受賞を大変嬉しく思っております。2026年4月に設立10周年を迎える節目に、このような評価を頂けましたことは、長年にわたり活動を続けてきた選手、スタッフ、そして支えていただいているパートナー企業やメディアの皆様、関係者とともに積み重ねてきた歩みの成果であると受け止めております。AJPSの皆様をはじめとするスポーツ報道のプロフェッショナルの方々のご理解とご協力に、心より感謝申し上げます。

 今後も競技の発展とともに、サッカーを通じた共生社会づくりに取り組んでまいります。引き続きご支援をよろしくお願い申し上げます。

 *一般社団法人 日本障がい者サッカー連盟 (JIFF)

 2016年4月設立。加盟7競技団体=日本アンプティサッカー協会(切断障がい)、日本CPサッカー協会(脳性麻痺)、日本ソーシャルフットボール協会(精神障がい)、日本ブラインドサッカー協会(視覚障がい)、日本知的障がい者サッカー連盟(知的障がい)、日本ろう者サッカー協会(聴覚障がい)、日本電動車椅子サッカー協会(電動車いす)。2025年10月、新たに日本ドワーフサッカー協会(低身長症)が準加盟。

[参考AJPSアワード歴代受賞者一覧

2007年度(第1回)浦和レッドダイヤモンズ様(サッカーACL優勝)

2008年度(第2回)北島康介様(水泳、2大会連続五輪金メダルなど)

2009年度(第3回)鈴木憲美様(グラウンドキーパー、国立競技場の芝管理)

2010年度(第4回)小野学様(スキー、ジャンプコーチとして日本を導く)

          特別賞・大日方邦子様(チェアスキー)

2011年度(第5回)藤田信之様(陸上競技、五輪金メダリスト育成など)

2012年度(第6回)平井伯昌様(水泳、五輪金メダリスト育成など)

2013年度(第7回)久保田五十一様(野球バット製作、名選手のバット製作など)

2014年度(第8回)朴柱奉[パク・ジュボン]様(バドミントン、日本代表ヘッドコーチ)

                                 寺本進様(セパタクロー、20年にわたって第一線で活躍) 

2015年度(第9回)臼井二美男様(スポーツ用義足開発の第一人者)

2016年度(第10回)八反田孝行様(女子アイスホッケー監督)

2017年度(第11回)長田照正様(富士急スケート部顧問)

2018年度(第12回)池田敬子様(全日本ジュニア体操クラブ連盟会長)

2019年度(第13回)日本陸上競技連盟男女競歩チーム様

※コロナ禍による休止期間を経て名称を変更

AJPSアワード2022(第14回)釜本美佐子様(日本ブラインドサッカー協会・前理事長)

AJPSアワード2023(第15回)麻生英雄様(サッカー日本代表キットマネジャー)

AJPSアワード2024(第16回)谷保恵美様(千葉ロッテマリーンズ・元スタジアムアナウンサー)

AJPSアワード2025(第17回)小澤徹様(株式会社OX・競技用車いす開発・製造)

AJPSアワード2026(第18回)日本障がい者サッカー連盟(JIFF)様(JIFF所属7競技団体とJFA日本代表ユニフォームの統一)

 

<AJPSアワード 表彰式に関するお問い合わせ>

日本スポーツプレス協会 AJPSアワード委員会 木ノ原句望、増島みどり、北川直樹

問い合せ先:info@ajps.jp (日本スポーツプレス協会事務局)