ツール・ド・フランスの全日程を単独で取材し始めたのは1997年だ。その前にも5回ほどスポット取材しているが、過酷なレースで生き残った選手がパリに到着する気持ちを共有するために全日程を取材することにこだわりがある。
カテゴリー: SPORTS COLUMN
「テニス SWISS INDOORS 2016 BASEL」 Text 畠山喜代子/Hatakeyama Kiyoko
ATP500バーゼルでのトーナメントは私自身一度もラケットを手にしたことがなくても通年の記者エントリーはカレンダーである。 ロジャー フェデラーは我が町バーセルの地元民、アルピンスキーワールドカップのメディア達は毎年開幕戦ソルデンからテニス スイスインドアーで、バーゼルに集結する。
「ワールドカップ アルピンスキー最終戦 サンモリッツ2015-16レポート」 Text 畠山喜代子/Hatakeyama Kiyoko
今季の最終戦は通年のカレンダー、翌年2017年の世界選手権大会を控えたスイスのSt Moritzで開催された。 復活祭の連休を前に天候は悪くなかったし、ワールドカップの支持者、選手たちの家族、ファングループはスイスのみならず、オーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、北欧からもやって来た。
「育成の難しさ――。本田圭佑はなぜガンバ大阪ユースに上がれなかったのか」Text 飯尾篤史 / IIO ATSUSHI
かつては宮本恒靖、稲本潤一、大黒将志。近年では家長昭博、安田理大、宇佐美貴史ら、数多くの日本代表選手を育成してきたガンバ大阪のアカデミー。本田圭佑もまた、このクラブの門を叩き、ジュニアユースの一員として中学時代を過ごしている。
「W杯最年長・大野均がもらった祝福メール」 Text 松瀬学 / MATSUSE MANABU
激烈なラグビーのワールドカップ(W杯)の戦いが終わった。最後の米国戦の翌朝、日本代表最年長の37歳、キンちゃんこと大野均(東芝)の顔には充実感が漂っていた。英国グロスター近郊のホテル。いつもの、のどかな口調で感想を漏らした。 「1、2度目のワールドカップでは全然勝つことができずに終わった。
「観客席のなかの子供たちへ」Text 岩崎龍一 / IWASAKI RYUICH
美しくはあるが、寂しささえ覚える巨大建造物。数時間前までは無機質だったその空間に、生命の息吹が注ぎ込まれていく。しばしの間を置き周囲を見渡せば、そこは人々の期待がはち切れんばかりに満ちた劇場だったことに気づかされる。
「ピッチの深層」 Text 安藤隆人 / ANDO TAKAHITO
一瞬の判断だった。
アジアカップ準々決勝、UAE戦。日本代表MF柴崎岳が、圧巻のプレーを見せた。
54分に遠藤保仁に代わって投入されると、そのシーンは81分に訪れた。柴崎は左サイドからのパスを中央で受けると、一旦右サイドに持ち出すと見せかけて、バイタルエリア中央にいた本田圭佑の足下に、鋭くピッチを走らせる縦パスを送り込む。
「それでもロナウドがベストだと思うわけ」 Text 竹澤哲 / TAKEZAWA SATOSHI
クリスティアーノ・ロナウドがベストプレーヤーだといえば、「いやちがう、メッシの方が上だ」と言う人が必ずいるだろう。2人は近年、世界ナンバーワンプレーヤーが受賞する、バロンドールにおいても競い合ってきたし、何かと比較されることも多い。
「箱根駅伝2015 速報号 青学ルポ」 Text 生島淳 / IKUSHIMA JUN
走るって、表現することなんだな。 初優勝した青山学院大の選手たちの歓喜の表情、笑顔を見て、そう実感した。 これまでの箱根では、タスキを渡して倒れ込むのが表現の定番だった。
「日本サッカー、明日へ課題・・意志さえあれば・・」 Text 湯浅 健二 / YUASA KENJI
「このままじゃダメだ・・オレ達は、ゼロから再スタートしなけりゃいけない・・サッ カーは勝てばいいってもんじゃない・・内容でも評価されなければいけないんだ・・」 1996年のヨーロッパ選手権を制したドイツ。