今季の最終戦は通年のカレンダー、翌年2017年の世界選手権大会を控えたスイスのSt Moritzで開催された。 復活祭の連休を前に天候は悪くなかったし、ワールドカップの支持者、選手たちの家族、ファングループはスイスのみならず、オーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、北欧からもやって来た。
カテゴリー: SPORTS COLUMN
「育成の難しさ――。本田圭佑はなぜガンバ大阪ユースに上がれなかったのか」Text 飯尾篤史 / IIO ATSUSHI
かつては宮本恒靖、稲本潤一、大黒将志。近年では家長昭博、安田理大、宇佐美貴史ら、数多くの日本代表選手を育成してきたガンバ大阪のアカデミー。本田圭佑もまた、このクラブの門を叩き、ジュニアユースの一員として中学時代を過ごしている。
「W杯最年長・大野均がもらった祝福メール」 Text 松瀬学 / MATSUSE MANABU
激烈なラグビーのワールドカップ(W杯)の戦いが終わった。最後の米国戦の翌朝、日本代表最年長の37歳、キンちゃんこと大野均(東芝)の顔には充実感が漂っていた。英国グロスター近郊のホテル。いつもの、のどかな口調で感想を漏らした。 「1、2度目のワールドカップでは全然勝つことができずに終わった。
「観客席のなかの子供たちへ」Text 岩崎龍一 / IWASAKI RYUICH
美しくはあるが、寂しささえ覚える巨大建造物。数時間前までは無機質だったその空間に、生命の息吹が注ぎ込まれていく。しばしの間を置き周囲を見渡せば、そこは人々の期待がはち切れんばかりに満ちた劇場だったことに気づかされる。
「ピッチの深層」 Text 安藤隆人 / ANDO TAKAHITO
一瞬の判断だった。
アジアカップ準々決勝、UAE戦。日本代表MF柴崎岳が、圧巻のプレーを見せた。
54分に遠藤保仁に代わって投入されると、そのシーンは81分に訪れた。柴崎は左サイドからのパスを中央で受けると、一旦右サイドに持ち出すと見せかけて、バイタルエリア中央にいた本田圭佑の足下に、鋭くピッチを走らせる縦パスを送り込む。
「それでもロナウドがベストだと思うわけ」 Text 竹澤哲 / TAKEZAWA SATOSHI
クリスティアーノ・ロナウドがベストプレーヤーだといえば、「いやちがう、メッシの方が上だ」と言う人が必ずいるだろう。2人は近年、世界ナンバーワンプレーヤーが受賞する、バロンドールにおいても競い合ってきたし、何かと比較されることも多い。
「箱根駅伝2015 速報号 青学ルポ」 Text 生島淳 / IKUSHIMA JUN
走るって、表現することなんだな。 初優勝した青山学院大の選手たちの歓喜の表情、笑顔を見て、そう実感した。 これまでの箱根では、タスキを渡して倒れ込むのが表現の定番だった。
「日本サッカー、明日へ課題・・意志さえあれば・・」 Text 湯浅 健二 / YUASA KENJI
「このままじゃダメだ・・オレ達は、ゼロから再スタートしなけりゃいけない・・サッ カーは勝てばいいってもんじゃない・・内容でも評価されなければいけないんだ・・」 1996年のヨーロッパ選手権を制したドイツ。
「なぜ日本の試合後のロッカー室は綺麗なのか リアル・リーダー広瀬俊朗の人生哲学」 Text 松瀬学 /MATSUSE MANABU
強いチームには必ず、精神的な支柱がいる。とくに大舞台では。ラグビーのワールドカップ(W杯)で歴史的勝利を重ねた日本代表のそれは、前主将の広瀬俊朗(東芝)である。
「内村航平、大技『リ・シャオペン』に込めた思い」 Text 矢内由美子 / YANAI YUMIKO
2015年の体操世界選手権(10月、英国・グラスゴー)の代表選考会を兼ねた体操のNHK杯が5月に東京・代々木体育館で行われ、既に代表入りを決めている内村航平(コナミスポーツクラブ)が2位以下を寄せ付けないスコアで大会7連覇を果たした。