「春という季節に」 Photo 小城崇史

「今まで日本で見て来たものはいったい何だったんだろう?」それが、初めてメジャーリーグのキャンプ取材に行った際、率直に感じたことだった。 入 学・就職といった「新たな始まり」の季節である日本の春が、人々の心の中に何らかの昂揚をもたらしているのは疑いようもない事実だが、

「競輪選手はプロスポーツの中で最も過酷なアスリート」 Photo 鈴木義和

競輪選手にはオフというものがない。 正月から年末の競輪グランプリまで一年を通して全国どこかで必ずレースがある。 グランプリレースのような特別なレースは僅か5分程で1億円を手にする選手もいるが、G?であろうがF?と言われる普通開催のレースも全ての選手は命を掛けてそのレースに臨む。

「ACL取材はやめられない」 Photo 徳丸篤史

中学、高校、大学と日立台のゴール裏で声出していたサポーター時代。 このまま柏レイソルの近くにいたい。なんとかサッカーを仕事に出来ないものか…なんて事を思い描いていたら、他のものに浮気しなかった甲斐あって、いつのまにか誰よりも選手に近い“ピッチサイド”という特別な場所で写真を撮るようになっていた。

「13度目の世界一」 Photo 佐野美樹

9月初旬、ラスベガスで行われたレスリング世界選手権で、伊調馨が五輪を合わせた世界大会で13度目の世界一に輝いた。
レスリング界では、世界記録や連勝などで吉田沙保里が多く取り沙汰されるが、伊調もまた吉田に肩を並べる記録の持ち主でもある。

「緊張感の中の囁き」 Photo 竹内里摩子

新体操を撮りはじめて36年目に突入した。
目の前で起こっている事に慣れてしまいスルーするのが一番の敵。よって、常に新鮮に感じるようにアンテナを張り続けて、角度を変え表現する視点を探る訳だが、最近のマイブームは<息遣い>である。