2018年12月5日、賛助会員である株式会社ニコンイメージングジャパン主催によるフルサイズミラーレスカメラ
「Nikon Z7」「Nikon Z6」の製品説明会が品川インターシティ内、ニコンセミナールームで会員17名の参加によって行われました。
当日は、ニコンイメージングジャパン・プロサポート部ゼネラルマネージャーの冨松圭さんが、まずは新ミラーレスシリーズのために採用された新マウントである「Zマウント」の光学的、物理的優位性が説明されました。
従来のFマウントに比べてマウント径が大きくなり、フランジバック(マウント面から撮像素子までの距離)を短くしたことで、光学だけでなくAFモーターの配置などで設計の自由度が増し、これまでにない性能のレンズが可能となるため、今後のラインアップにご期待下さいと述べられました。
続いて、プロサービスセンターでAJPSを担当される若山匠さんより、「Z7」「Z6」各機の特徴を説明いただきました。
高画素版としての「Z7」、オールラウンダーとしての「Z6」との違いの他、新しい機構による高画質化への取り組みや、電子シャッターでの無音撮影、撮像素子側で行う手振れ補正、見え具合にこだわった電子ビューファインダーや、「FTZマウントアダプター」を用いればこれまでのFマウントレンズも使えるなど具合的な使用を想定しながらの説明で、ミラーレスならではの機能を体験して欲しいと伝えられました。
その後の質疑応答では会員から出た質問や要望に対し、達成されていない課題等にも積極的に対応していきたいと、的確なお答えも頂いき、会員の期待度とニコンカメラの展望が確認できた機会となりました。
(文/井上六郎 写真/三船貴光)