10大会以上にわたる世界陸上の取材が讃えられ、AJPS会員2名がJOP表彰式に参加

世界陸上開催中の2023年8月23日、ハンガリーのブダペストにて国際スポーツプレス協会(AIPS)と世界陸上競技選手権大会(World Athletics Championships)の共催で、ジャーナリスト・オン・ザ・ポディウム(JOP)表彰式が開催されました。JOPは、国際大会を長く取材したジャーナリストを表彰する伝統行事で、AIPSが主催しています。

今回のJOP表彰は、世界陸上を10大会以上にわたり取材するという素晴らしい功績が認められたジャーナリストたちに贈られました。受賞者65名の中には19大会すべての世界陸上を取材したジャーナリストもいます。AJPS会員からは、フォトグラファーの望月次朗氏と岸本勉氏の2名が受賞されました。おめでとうございます!

次回の世界陸上は2025年に日本で開催予定です。多くのAJPS会員がより良い取材活動を行い、世界陸上ならびに日本のスポーツ業界のさらなる発展を願います。

<受賞者の紹介>
望月 次朗(もちづき じろう)
世界陸上取材:18回

1941年生まれ 東京都出身
欧州に40年以上在住し、世界陸上をはじめ、オリンピック、FIFAワードカップなど多くの世界大会を取材。陸上競技、ラグビーのスペシャリストとして写真と記事の両方を手掛ける。
現在はパリに拠点を置く。
世界陸上は、1987年にイタリアで開催された第2回大会より全ての大会を取材。

岸本 勉(きしもと つとむ)
世界陸上取材:12回

1969年生まれ 東京都出身
10年余りスタッフフォトグラファーを務めたのち、2003年に独立して「PICSPORT(ピクスポルト)」を設立。世界陸上、オリンピック、FIFAワールドカップほか国内外問わずさまざまなスポーツイベントを取材。2015年よりオフィシャルFINAフォトグラファーを担当。
2022年11月にはAIPS/FIFA共催のJOPも受賞。

(撮影/Hiroyuki Nakamura)
(撮影/Cseh Péter)