スポーツ写真家・望月次朗のレンズが捉えた、特別な瞬間。

マドリッド、2022年3月5日 – Tribune Juive(注1)は、多くの欧州勢の活躍が目立った先日の「ワールドインドアツアー2022マドリッド」の冬季大会において、砲丸投げのチャンピオン、コンラッド・ブコヴィエツキ(ポーランド)の優勝という特別なパフォーマンスを称賛しています。この優勝により、ブコヴィエッキ選手はマドリッド大会の新記録を樹立しました。

コンラッド・ブコヴィエツキ選手は、カメラマンの前でポーズをとり、伝統の花束を受け取ると、突然「STOP WAR」のサインを見せた。一瞬のうちにゼッケンを外し、裏返し、この緊急メッセージを書き込んだのだ。

(注1)Tribune Juiveは主にフランス語を話すユダヤ人コミュニティを対象としたフランスの月刊新聞で、2016年よりウェブマガジンの報道機関として活動している。

AIPS web news 2022年3月7日 掲載)

望月次朗(もちづき じろう)/ Jiro Mochizuki

東京都出身。欧州に40年以上在住し、オリンピック、FIFAワールドカップ、世界陸上などの世界大会を多数取材。
ラグビー、陸上競技のスペシャリストとして写真と記事の両方を手がける。グローバルスタンダードの辛口批評が話題。
現在拠点をパリに置く。