「ワールドカップ アルピンスキー最終戦 サンモリッツ2015-16レポート」 Text 畠山喜代子/Hatakeyama Kiyoko

今季の最終戦は通年のカレンダー、翌年2017年の世界選手権大会を控えたスイスのSt Moritzで開催された。 復活祭の連休を前に天候は悪くなかったし、ワールドカップの支持者、選手たちの家族、ファングループはスイスのみならず、オーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、北欧からもやって来た。

「育成の難しさ――。本田圭佑はなぜガンバ大阪ユースに上がれなかったのか」Text 飯尾篤史 / IIO ATSUSHI

かつては宮本恒靖、稲本潤一、大黒将志。近年では家長昭博、安田理大、宇佐美貴史ら、数多くの日本代表選手を育成してきたガンバ大阪のアカデミー。本田圭佑もまた、このクラブの門を叩き、ジュニアユースの一員として中学時代を過ごしている。

「W杯最年長・大野均がもらった祝福メール」 Text 松瀬学 / MATSUSE MANABU

激烈なラグビーのワールドカップ(W杯)の戦いが終わった。最後の米国戦の翌朝、日本代表最年長の37歳、キンちゃんこと大野均(東芝)の顔には充実感が漂っていた。英国グロスター近郊のホテル。いつもの、のどかな口調で感想を漏らした。 「1、2度目のワールドカップでは全然勝つことができずに終わった。

「ピッチの深層」 Text 安藤隆人 / ANDO TAKAHITO

一瞬の判断だった。
アジアカップ準々決勝、UAE戦。日本代表MF柴崎岳が、圧巻のプレーを見せた。
54分に遠藤保仁に代わって投入されると、そのシーンは81分に訪れた。柴崎は左サイドからのパスを中央で受けると、一旦右サイドに持ち出すと見せかけて、バイタルエリア中央にいた本田圭佑の足下に、鋭くピッチを走らせる縦パスを送り込む。

「内村航平、大技『リ・シャオペン』に込めた思い」 Text 矢内由美子 / YANAI YUMIKO

2015年の体操世界選手権(10月、英国・グラスゴー)の代表選考会を兼ねた体操のNHK杯が5月に東京・代々木体育館で行われ、既に代表入りを決めている内村航平(コナミスポーツクラブ)が2位以下を寄せ付けないスコアで大会7連覇を果たした。