アジア2連覇を達成するとともに、リオへと続くオリンピックロードを鮮やかに駆け抜けた。
9月上旬、女子バスケットボールのリオ五輪予選を兼ねたアジア選手権が中国・武漢にて開催され、日本は決勝で中国を85-50の大差で下して3大会ぶりとなるオリンピック出場権を獲得した。
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「13度目の世界一」 Photo 佐野美樹
9月初旬、ラスベガスで行われたレスリング世界選手権で、伊調馨が五輪を合わせた世界大会で13度目の世界一に輝いた。
レスリング界では、世界記録や連勝などで吉田沙保里が多く取り沙汰されるが、伊調もまた吉田に肩を並べる記録の持ち主でもある。
「魂の抱擁――1978年アルゼンチン・ワールドカップの情景」 Text 大住良之 / OSUMI YOSHIYUKI
1978年6月25日、私はまだ26歳だった。「それ」を見た瞬間、頭にかっと血が上ったのも無理はない。
アルゼンチン・ブエノスアイレスのリバープレート・スタジアム。25日間のワールドカップも、この日、地元アルゼンチンとオランダの決勝戦でフィナーレを迎える。広くない記者室はざわついていた。
「IAAF World Championships in Athletics 2015 by AJPS」
「緊張感の中の囁き」 Photo 竹内里摩子
新体操を撮りはじめて36年目に突入した。
目の前で起こっている事に慣れてしまいスルーするのが一番の敵。よって、常に新鮮に感じるようにアンテナを張り続けて、角度を変え表現する視点を探る訳だが、最近のマイブームは<息遣い>である。
「表情力」 Photo 金子悟
涙か笑顔か。ファイナルの幕切れを告げるホイッスルを聞きどんな表情を浮かべるのだろうか。試合終了までの数分間、ずっとそんなことを考えていた。
「進化する、世界最強。プロ車いすテニス選手 国枝慎吾」 Text 宮崎恵理
世界屈指のバックハンドを持つ男。
テニスのグランドスラム大会車いす部門やパラリンピックの車いすテニスで数々のタイトルを手にしている国枝慎吾の武器の一つに、バックハンドのトップスピンがある。車いすを操りながらバックハンドでトップスピンをかけることは難しい。
「セパタクローが教えてくれたこと」 Photo 高須力
東南アジア発祥の足を使ったバレーボールのような競技、セパタクローとの出会いは10年以上前になる。真摯に競技に取り組む選手たちの姿を見て、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思うようになり、
コラム「なぜバルサは欧州CLの真の勝者ではなかったのか」 text 田邊雅之
「単なるクラブ以上の存在」。バルセロナで受け継がれてきたこのテーゼには、様々な含蓄がある。まず政治の世界においては、カタロニアの自治独立を目指す運動のシンボルとなってきた。
「FIVB WOMEN’S CLUB WORLD CHAMPIONSHIP 2015」 Photo Michi ISHIJIMA
『苦しくなったら大きく深呼吸してごらん、ボクはいつでもそこで応援しながら写真撮っているから』
「ミチさんの写真は観ればすぐ誰が撮ったかわかる」「内面まで観られているような写真」被写体になってくれている選手達によく言われる言葉。