強いチームには必ず、精神的な支柱がいる。とくに大舞台では。ラグビーのワールドカップ(W杯)で歴史的勝利を重ねた日本代表のそれは、前主将の広瀬俊朗(東芝)である。
投稿者: AJPS
「内村航平、大技『リ・シャオペン』に込めた思い」 Text 矢内由美子 / YANAI YUMIKO
2015年の体操世界選手権(10月、英国・グラスゴー)の代表選考会を兼ねた体操のNHK杯が5月に東京・代々木体育館で行われ、既に代表入りを決めている内村航平(コナミスポーツクラブ)が2位以下を寄せ付けないスコアで大会7連覇を果たした。
「始まりはここ」歴史あるローカル大会 Photo 森田正美
この写真は2015年12月10日(木) 13日(日)まで日本ガイシアリーナアイスリンクで行われたThe 25th Aichi Figure Skating Competitionにお邪魔して撮影した中からジュニア世代の上位入賞者の演技と会場風景を選んでみた。
「ドーハの悲劇――。日本サッカーにくだされた“天罰”」 Text 杉山茂樹 / SUGIYAMA SHIGEKI
「危ない!」と思った瞬間、すべてが木っ端微塵に吹き飛んだ。
オムラムのヘディングがGK松永成立の先を越え、ネットに吸い込まれる。人身事故でも見るかのような悲惨な光景だった。僕は、無意識のうちに記者席から立ち上がり、言葉にならない声を張り上げていた。
「バイクに乗っても乗らなくても速い! 若き王者マルケスの美しき全力疾走」 Text 遠藤智 / ENDO SATOSHI
最高峰MotoGPクラスで総合3連覇の期待が寄せられるマルク・マルケスが、またしても痛快なドラマを見せてくれた。
「V・プレミアリーグ女子ファイナル・絶対的エース不在で手にした栄光」 Text 小野哲史 / ONO TETSUSHI
女子バレーボールのNECレッドロケッツが、4月4日のV・プレミアリーグファイナルで、3連覇を目指した女王・久光製薬スプリングスを破り、2004/05シーズン以来となる10年ぶり5度目の優勝を果たした。
「平和台の坂――瀬古利彦と高岡寿成」 Text 寺田辰朗 / TERADA TATSUO
瀬古利彦エスビー食品スポーツ推進局長(現DeNA総監督)と高岡寿成カネボウ・コーチ(現カネボウ監督)は、思い入れの強い取材対象である。
「正念場だぞ、日本ラグビー」 Text松瀬学
空前のラグビーブームである。大きな声では言えないけれど、“ラグビー特需”でもある。でも、「人間(じんかん)万事塞翁が馬」ともいう。今こそ、浮かれず、騒がず、ラグビー選手も日本ラグビー協会も性根を据えてかかるべきだろう。
「松本山雅、永遠の記憶となった日」 Text 元川悦子 / MOTOKAWA ETSUKO
福岡の街は、あいにくの雨に見舞われた。
2014年11月最初の3連休の初日。不安定な天候にもかかわらず、九州最大の都市には、緑のユニフォームを身にまとったサポーターが大挙して押しかけた。
「逆転でつかんだ金! 念願のメダルは両親の胸で輝いた」 Text 宮崎恵理 / MIYAZAKI ERI
2014年3月13日(ロシア・ソチ現地)。冬季パラリンピックとしては初めてとなったナイトレースの男子回転で、日本の鈴木猛史が金メダルを獲得した。高校生で初出場した06年のトリノ大会から8年。ワールドカップで何度も優勝経験がありながら、パラリンピックの回転ではメダルはゼロ。その雪辱を果たしたのだ。